ピーク時は5,000冊の漫画を所有していました。
一時は気合入れて3,000冊ほどの漫画を自炊しようと思ってたんですが、20冊の時点で挫折しまして、本当に大切な漫画だけ自炊することにしました(^_^;)
その挫折した20冊までの時点でいろんな失敗をしました。この失敗したことをシェアしますので、どうか皆さん僕と同じミスをして悲しい思いをしないでください。
目次
漫画を自炊するときのScanSnap S1500の設定
自炊するときの設定はこちらの記事で詳しく紹介されています。
ScanSnap S1500 の設定まとめ – 電子書籍を自炊するときの 10 のポイント – 彼女からは、おいちゃんと呼ばれています
この記事を読んでから僕が実践してみて僕なりに設定しなおした点をご紹介します。
画質は「ファイン」
画質は「ファイン(カラー/グレー:200dpi、白黒:400dpi)」にしてます。
漫画を読むのには十分きれいな画質ですし、量が多いためちょっとでも容量を少なくしたかったので。
追記:iPad(第3世代)のRetinaディスプレイで見るとかなり荒かったです。今後はスーパーファインで取り込むことにします。
カラーモードは「カラー」
カラーモードは「カラー」にする!
これが超重要!
「自動」にするとモノクロのページと黄ばんだページが入り混じります。
▼これはデスノートの例。自動にしたらこんな具合になりました。これは見にくい。
じゃあ最初から「グレー」にしたらいいじゃん、って思いますが、そうすると表紙がカラーで取り込めないので現状は「カラー」にしてます。
理想なのは表紙だけカラー、中身はグレーってやりたいんだけどこういうことってできないんですかね?
「文字列の傾きを自動的に補正します」をオンにする
上記のブログでは「文字列の傾きを自動的に補正します」をオフにすることを勧められてますが、まずまっすぐ置くことがかなり難しいです。
丁寧にやってもきれいに裁断できないですし、ScanSnap自体がまっすぐおけるようにはできてないです。
これをオンにしなかったらものすごくいろんな方向に向いてしまって読みづらくなってしまったので、僕はオンにしました。
その他で重要だと思う点
あとは上記ブログと同様の設定です。
大事だと思うのは下記の5点。
読み取り面の選択 : 両面読み取り
継続読み取りを有効にします : オン
原稿の向きを自動的に補正します: オフ (←これ超重要。オンにすると横向いたりする)
ファイル形式 : PDF (漫画だとjpgの方がいいのかなと思ってたりする)
テキスト認識の選択 : オフ (漫画でOCRは要らない)
僕がやらかした失敗
まず初めに言っておきたいのは、最初のうちは絶対うまくいかないということです。
なので、できるだけ最近発売した漫画から挑戦しましょう。
最悪買いなおせばいいので。
二度と手に入らないようなレア物の漫画でやると絶対後悔します。
裁断できてなくて2ページ貼りついてた
見開きのページのことを考えると、できるだけ裁断する範囲を少なくしたいと思うでしょう。
でも、裁断する場所が浅いとページの端の方がくっついたままになることがあります。
これが超危険!
貼りついたままスキャンすると、ぐしゃぐしゃな状態で吐き出されてきます。
最悪紙詰まりします。
そうすると、救出したあとに再スキャンしてもシワまできれいにスキャンされます。
裁断は思い切りましょう。
表紙は別にしてスキャン
表紙を一緒に乗せてみたんですが、表紙の次のページがちょっとずれてしまったり、きれいに吸い込まれていきませんでした。
紙質のせいなのかな。
まず表紙を1枚だけスキャン、その後本体、最後に裏表紙を1枚だけスキャンという流れにしてます。
途中で順番が前後逆になった
漫画はページ数が書いてないことが多いです。
慎重にやったつもりがあとで確認したら「50ページの次が90ページでその次が89ページ…」みたいな1ブロック分がまるごとひっくり返ってスキャンされてしまいました。
そして僕が最初にスキャンした漫画がよりによってスティールボールラン。
展開が激しすぎて途中でひっくり返してスキャンしてしまったことにしばらく気づきませんでした。
特に危ないのは、いざスキャンしようとしてScanSnapに乗せる瞬間です。
奥からスキャンされていきますのでひっくり返して乗せるんですが、そのときに上下と前後が一瞬分からなくなります。
いっぺんにたくさん乗せない
漫画は紙質がよくないのでスムーズに進まないことが多いです。
貼りついてる箇所をはがしても2枚一緒に送られたり、紙詰まり起こしたり。
いっぺんにたくさん乗せなければそのような事故が起きにくいです。
最後に
自炊は結局最低限のものだけにすることにして、ほとんどは売ることにしました。
やっぱり1,000冊単位だと心が折れます…。
大切な、何度も読み返したいものだけは自炊しようと思います。