ブラウザ上でテキストを入力するだけで音楽を生成できる「Mubert」というサービスを見つけたので紹介します。
思ったよりもクオリティが高かったですし、簡単操作であっという間に楽曲が出来上がるので音楽の知識がなくても使うことができます。
Mubertでテキストから作曲してみる
Mubertのサイトへはこちらのリンクからアクセスしてください。
こちらがMubertの画面です。試しにプロンプト入力欄に「lofi chillout」と入力して、楽曲の長さは初期値が45秒だったのでそのままにして、Generate Trackボタンをクリックします。これだけで楽曲が生成されます。
生成された楽曲のサンプルはYouTubeにアップした動画内で聴けます。下記のリンクはそれぞれ該当箇所に飛ぶように時間指定してあるので、数秒程度のサンプルが再生されます。
プロンプトに入力するキーワードは研究する必要がありそうですが、コツを掴めばサクサク曲を生み出せそうだなと感じました。
楽曲に似た曲を再生成できる
サイト内にサンプル曲が多数アップされており、雰囲気・ジャンル・楽器・BPMなど、さまざまな角度から探すことができます。
試聴して気に入ったものがあったら、ダウンロードボタンの隣にある稲妻のアイコンをクリックすると、その楽曲に似た曲を再生成することもできます。
Text-to-Musicのサービスではありますが、サンプル曲をザッピングし、そこから楽曲を再生成するという手順が効率的な気がしてます。
商用利用も可能
Mubertはロイヤリティーフリーの音源を生成してくれますが、規約を確認したところ商用利用するためには、月額39ドルのプロプランか、
月額199ドルのビジネスプランを使う必要があるようです。
例えば、自分が運営するYouTubeチャンネルの動画で使うBGMであればプロプランで問題なさそうですし、依頼を受けて動画を作っている方であればクライアントさんにビジネスプランを契約してもらってMubertで生成した楽曲を動画に乗せるといった使い方をするのがいいと思います。
最後に
Text-to-Musicのサービスは他にもOpenAIのJukeboxなどがありますが、導入のハードルが高くて僕は使いこなせませんでした。
MubertはSoundrawのような手軽さがあって、即戦力になってくれそうです。
映像制作者がBGMを求めて使うだけでなく、音楽制作者も楽曲制作のヒントとして使っても良さそうなので、今後もっと掘り下げてみたいと思います。