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レイザーラモンRGも登場!コアチョコ映画祭に行ってきた

レイザーラモンRGも登場!コアチョコ映画祭に行ってきた
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2016年1月19日(土)にテアトル新宿にて開催されたオールナイト上映会「コアチョコ映画祭」に行ってきました。

この日上映されたのは、深作欣二監督の『資金源強奪』と『宇宙からのメッセージ』、石井聰互(岳龍)監督の『爆裂都市 BURST CITY』の3本。

深作欣二監督の作品を死ぬまでに全部観たいと思っているので、それをスクリーンで観られるという貴重な機会に行かないわけにはいきませんでした!

「ハードコアチョコレート」とは?

この映画祭を知るまで、実は知らなかったのですが、映画やアニメ作品をパンクにアレンジした絵柄のTシャツを中心に販売するアパレルブランドです。

アパレル以外にも東中野でバーを営業するなど、幅広く展開しているみたいです。

マリコさまのTシャツ、すごく欲しい…。

ウルトラ怪獣を擬人化した、こんな萌えTシャツも。

ゲストによるトークショーも開催

オープニングトークとして20分、幕間には「深夜の激烈スペシャルシネトーク!」と題して30分のトークショーがありました。

おしゃべりの妖精・プチ鹿島さんをMCに、ハードコアチョコレートの主催の方と元BiSのファーストサマーウイカ(BILLIE IDLE®)さん、レイザーラモンRGさんが登場。

RGさんはいきなり「今日は皆さんに殺し合いをしてもらいます」と、深作監督つながりで『バトルロワイアル』の北野武のモノマネをして会場を沸かせます。

また、オープニングトークには、同じビルでたまたま飲んでいたという石井岳龍監督もスペシャルゲストとして参加しました。

後半のトークショーでは、「2015年で一番良かった映画」など、登壇者がMCの出すお題に答えていきます。『ワイルドスピード スカイミッション』を挙げたRGさんが「『ワイルドスピード』は、車でどこまでやれるかっていう、車大喜利なんです」と話していたのを聞いて、洋画を滅多に観ない私も興味がわきました(笑)。

最近『アウトレイジ』などを見て、極道モノにはまりそう、というウイカさんには、「そこにはまると、最後『ヤクザと憲法』まで行きますね」とプチ鹿島さん。RGさんは『2代目はクリスチャン』をオススメしていました。

ちなみに私も、極道モノから『ヤクザと憲法』を観に行ったクチです(笑)。

映画の感想

『資金源強奪』(1975年)

ソフトバンクのお父さんでおなじみの北大路欣也さんが主演のヤクザ映画。服役を終えた主人公はカタギになると組に言いますが、実は服役仲間と組んで組の賭場を襲う計画を立て、3億円を強奪します。

ゴリゴリの極道モノではなく、コメディタッチにテンポよく描かれているので、思わず笑ってしまう場面もありつつ、ハラハラしながら観られます。裏切りに裏切りを重ねたどんでん返しが見どころですが、ヤクザに手を貸す刑事役の梅宮辰夫さんの出オチ感とダメ男っぷりも面白いです。

あと、梅宮さん演じる能代の奥さん役の方がめちゃめちゃかわいかった…。

『宇宙からのメッセージ』(1978年)

里見八犬伝をモチーフに、選ばれた戦士が危機を迎えた星を救いにいく、銀河戦争を描いた作品。若かりし日の真田広之さんはもちろんイケメンで、「ポリ公」とか言ってます(笑)。

80年代の作品なので、今見ると映像や展開が無茶苦茶だったり、言い回しが古風だったり、顔面を銀色に塗ったガバナス星人が現れたりして、要所要所で劇場でも笑いが起こってました。

何人かで集まって、笑いながら見るのがいいかもしれません(私はひとりで深夜に見ようとして寝落ちしました…)

でも、展開というか、全体的な構成が『バトルロワイアルⅡ』と通じるところがあって、これも深作イズムなのかな、と思ったりしました。よそからやってきた人が最初は戸惑いながらも、そこにいる人間と協力して強大な敵と戦うという構図とか、最後に戦争難民とともに生きる道を示すところとか。

『爆裂都市 BURST CITY』(1982年)

治安の悪いある街の物語。激しいバンドバトルやギャングの抗争、スラム街を搾取して原発を作ろうとする暴力団や流れ者の兄弟などがめまぐるしく、暴力的に描かれています。

これはすごく難しい作品だったのですが、とにかくパワーがすごい。衝動とかエネルギーとかそういうものを画面からあふれださせようとした感じ。

陣内孝則さんがボーカルをつとめる「ザ・ロッカーズ」と「ザ・ルースターズ」のメンバーが出演しています。その2組のいたバンドシーンをリアルタイムで観たかったなぁ。

金髪のギタリストがめちゃめちゃカッコ良かったので、後で調べてみたら、「ザ・ロッカーズ」の鶴川仁美さんという方だそうで。陣内孝則さんが監督した「ロッカーズ」では塚本隆史さんが演じていて、納得(笑)。

あと、若き日の泉谷しげるさん、最初気づかなかったです(笑)。

RGさんが「あるある」披露

上映終了後もゲストによる締めのトークがあり、RGさんが森山直太郎さんの『さくら』にのせて、『爆裂都市』あるあるを歌いました。

初の生あるあるでしたが、眠気が限界だったので早くオチを言って欲しかったです(笑)。ちなみにオチは「鉄の棒で戦いがち」でした。

最後に

この日は物販もあって、Tシャツが通常よりも1000円くらい安く販売されていました。

また、特典にマフラータオルがついていて、これで映画3本観て3000円はかなりお得なイベントだったかもしれません。またこういうイベントがあれば参加したいです!
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