ChatGPTとBing AIチャット機能の違い

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ChatGPTとBing AIチャット機能、どちらも大規模言語モデルのGPT-4を搭載していて、チャットベースのサービスという点で共通しています。

どちらも似たようなことができるものの、違いを理解して両方とも使うともっと便利になるため、それぞれの特徴についてまとめました。

GPT-4を無料で利用できるのはBing

ChatGPTではGPT-4モードを利用できるのが有料プランのみです。月額20ドルと、そこそこの金額です。

それに対して、Bingは無料で利用できます。

検索結果を参照できるのがBing

ChatGPTは最新情報に弱いです。こちらから情報を与えながら使う場合にはすごく便利ですが、検索エンジンの代わりとして使うのが難しいです。

その点、Bingは検索エンジンなので、常に最新情報を検索しながら回答してくれるのが強みです。

会話を長く続けるならChatGPTがおすすめ

この記事執筆現在、BingのAIチャット機能は会話のやり取りが15回までに制限されていいます。15回チャットのラリーが続いたらチャットが終了して、これまでのやり取りを全て忘れてしまうんです。

Bingのチャットだと毎回関係性がリセットされた状態になってしまうので、サポート窓口みたいなイメージがあります。一回やり取りが終了すると、再度連絡しても同じ人に繋がらなくて、最初から説明しないといけない感じが似てます。

一方でChatGPTはその分野に詳しい友人のイメージで、長期に渡って何回もやり取りする場合に、以前話した内容をある程度省略できます。

これがChatGPTの強みで、改めて一から説明する手間を省けますし、使い続けるほどこちらが求めてる回答を引き出しやすくなります。

ChatGPTについてはいろいろと記事を書いてますので、過去記事の一覧を貼っておきます。

成果物を生み出してくれるのはChatGPT

BingのAIチャット機能は、検索エンジンという性質上、調べ物には向いてるものの、何かを生み出すのには向いてない印象です。

使い方次第ではできるとは思いますが、長く関係性を続けられないことと、出力される内容も検索エンジンとしてチューニングされていることで、僕がChatGPTでよく使っている下記のような作業が苦手です。

記事執筆
台本作成
企画構成案の作成
雑なメモからタスクリストに書き直す
コードを書く

このようなクリエイティブな作業はChatGPTではやりやすいものの、GPT-3.5よりもGPT-4が精度が高いこともあり、ChatGPTに課金する価値はあると思います。

ChatGPTとBingの始め方

どちらにも強みがあるため、併用するのがおすすめです。

ChatGPTのアカウントの作り方について解説した記事を貼っておきます。

ChatGPTを使い始める方法!アカウント登録の手順を解説します!
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BingのAIチャット機能の始め方はこちらをどうぞ。

GPT-4を搭載したBingのAIチャット機能を使う方法
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MicrosoftアカウントがなくてBingを始められない方は、下記の動画の手順でアカウント登録してみてください。

最後に

ChatGPTに情報を与えて育てていく感じがすごく好きなので、当面はChatGPTの方が使用頻度上がりそうですが、パパッと調べ物をしたい時にはBingが便利だなと感じてます。

もちろんこれまで通り、Google検索が便利なことも、Twitterでの検索の方がより良いものもありますので、用途に応じて使い分けて行きたいと思います。

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